もう2日前はどうなることかとはらはらしましたが、何とか形になりました。
無事に終りました。本当良かったです~。
何故だか知らないけれど去年の初舞台から
公演毎に練習時間が短くなっている・・んん?
去年の初舞台。それは地区大会。
いただいた役はヒロイン(?)でつんでれ・・・??のオンナノコ役。
皆と仲良くしたいのに出来ない。伝えたいのに伝えられない。そんな子でした。
勿論私が演じた、というのもあって
当初のイメージより攻撃的かつ嫌味系キャラになりましたが(笑
これは確か、6月中に台本をあげてもらって7月からはもう読み練習をしていたはず。
それからじっくりじっくり煮詰めて9月の文化祭で発表し、更に煮詰めて10月に終了。
皆がっちがちだったね(爆) 完璧に台本どおりでした。
立ち位置も固定っぽくて指摘されましたね。いやあ確かにそうだった(笑
2度目は老人ホーム(だったはず・・)での公演。
これは1年陣(当時1年、今は2年)のみで頑張ってもらいましたね。
・・・とか偉そうにいってもその時私自身部活を休みがちだったので
ほとんどタッチできませんでした・・・、申し訳ないかぎりです・・・。
でもでも部長副部長他2年陣からは「頑張っていた」との声を聞いたので
きっと素晴らしかったんでしょう!
これは確か12月・・・公演でしたよね?
3回目は春季研修大会。
いただいた役は保安官(!)男役ですよ~~!!
常に“正義”でいなければいけなかったちょっと悲しい人です。
結局は正義に狂って大事なものを、命までも無くしてしまった。そんな人。
正義に狂うってどういうこと?どうしてこんなに頑ななの??
と、演じている本人が1番彼をわからなくて途中で逃げ出しそうになりました。
最後は皆の助けもあってちゃんと「ああ、そうだったんだね」とわかることが出来たんです。
1番親身になって『彼』を考えてくれたのは
TGメンバーの1人であり、そして彼に思いを寄せている酒場のマスター役の楓でした。
有難う有難う、本当に助かったよ!
この時は公式でいちゃいちゃ(!?)出来たので楽しかったですよ(爆
前々回の時はお互いオンナノコ役だったので・・・ちっ((
本番はアドリブも沢山入って皆でちょろちょろ動き回りましたね。
ただ発声を怠ったので声が出なくて聞こえにくかったとの声が大きかったですよね(苦笑
・・・・・私は酒の飲み方が上手かった、と言ってもらえました(笑
そして、今回。
本番は6月15日。台本が上がったのは5月・・・(だったっけ?確かGW明け
でも色々予定が詰まってたり何かして
ちゃんと台本を読み始めたのが6月第一週という大惨事。
半泣きになりながら練習しました(主に私が
私は主人公の中学生(?高校生?)の
男の子役をやらせていただきました、突っ込みです!
もう全力で周りに振り回されて突込みしかとされて、でも真面目に諭してみたりして。
当初キャラ的には薄い子だな、と思ってたのですが演じてるうちにあららあらら。
なんか・・・・えすっけぜんかいのこになったきがしますすいません。
台本には無い一期ちゃんをぶん殴るシーン・・・楽しかったですよ☆←
今を全力で生きてる子なんじゃないかなあと、演じていて思いました。
短い練習時間の中、何とか形になって本当に良かったです。
一期ちゃんの言うとおり、私達は『やりたいことを、全部詰め込んでやりました。』
勿論台本の展開上どうしても無理なこともありましたけれど、やってみたいことやれました。
凄く印象に残ったこと。
本番の3分前、一期ちゃんが私に言ったこと。
「ねえコルさん、私一回やってみたかったことがあるんだ。」
うん?なあに、どうしたの?
「あのね、幕が上がる前に舞台の真ん中でねっころがってみたい。」
え?(笑)なにそれ(爆笑)
「うーん、前からしたかったんだけど地区大のときはてんぱってて出来なかったし。(笑」
ふぅん?
「本当は此処じゃなくて、地区大やったとこでねっころがりたかったんだけどね。(笑」
そっか(爆)じゃあ今、しておいでよ。
「え?いいの?」
いいんじゃね(笑)
「じゃあ、やってくる!」
嬉しそうに走っていってころんっとねっころがる、彼女。
舞台袖では驚いてる子もいたよね。
私、その時飽きれて「不憫な子・・」とか言ってたけど
ねえ、本当はさ泣きそうだったよ。
だって『してみたいこと』3分前に慌てて、でも嬉しそうにやるって
最後だからじゃない。
次があれば今やらなくても良かったんだからさ。
ごめんね、本当にごめんね。理由もなく何か謝りたくなってたよ。
でも満足そうに、楽しそうに戻ってくる一期ちゃん見て私も一緒に満足した。
台本は今までと違ってほぼギャグ、お笑い。
でもなんでだろ、私には過去2回のよりも重くて苦しくて深いものの気がした。
演じてる時の記憶ってあんまりないんだ、私。でも楽しかったよ!
全校終ってから、お掃除して解散しました。
その前に反省会もしてたので軽く1時間くらいいたんじゃね?(笑
泣いてくれる後輩が、嬉しかったなあ。
「無理です、先輩いかないで!」
そうやって泣きついてくれた子。
『おう~いかないよ~(笑)』
って返せたらどんなに良かったか。でも嬉しかったぞ(笑
電車乗って、だんだん各自の帰路について。
何時もの駅前でばいばーいって。
その後一期ちゃんとだけもうちょっと話しながら歩いて。
んで、やっぱりまた明日ね~!って別れたんだ。
そうやって、私達の舞台は幕を閉じました。
もう2度と公演することはありません。
私が舞台に立つこともありません。
レイちゃんが演劇部に入ったのでちょちょっと台本読んだりはするかもしれないけれど
私はもう2度と何時ものホールで立たないでしょう。
こんなことなら1年の時から入ってれば良かったなあ、と何度後悔したか。
もう私達の幕は閉じたの、と伝えるのは
放課後、まっすぐ家に向かう自分の姿。
Good-bye, it is not possible to return any longer through all eternity.
(さようなら、もう永遠に戻れない。)[0回]
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