コルレット「ねえねえチョコレートってどんだけ食べたら鼻血出るのかなあ?」
某中奥ちゃん「致死量。」
コルレット「Σ(゜□゜;)?!」
そ・・そんな回答をいただいたのは初めてで御座います・・・。
とりあえずキットカットの大袋完食は出ませんでした。
それから板チョコ×3枚でも大丈夫でした。
・・・・実証済みです、個人差はあるかもしれませんが!
さて、今日の続きはラルシェリコンビのお題小説。
駄文に興味ない方は回れ右ー。
今回は頑張ってほのぼの風味!あたし頑張った!!(黙れ
*注意 私の個人的なイメージが大分入っております。
(場所としてはカルバイバルのお茶屋さん。人気が無いかは不明。)
人気のない街の人気のないお茶屋さん。
そこに僅かな人目を気にしながらこそこそと歩く少年が一人。
誰にも見られないように、
誰にも見つからないようにそぉっとそぉっと。
努力の甲斐あって無事誰にも見られることなく少年はお茶屋さんに入った。
すると中には既に別の少年が居て優雅にお茶を飲んでいる。
人が居ることに気がついた少年は
体をびくりと震わせる、が直ぐに相手の正体に気がつきほっと胸をおろした。
「ごめんね、待たせちゃった?」
「いえいえ、僕も今来たところですから。」
後から来た少年は胸の前で手を合わせて謝罪する。
それにお茶を飲んでいた少年は笑顔で気にしないで、と答えた。
「ところでラル君、例の物は手に入りました?」
お茶の入ったカップを下ろし、声を落としつつ尋ねる。
「うん、シェリーちゃん居なかったからちょっと大変だったけど何とか。」
ラル君、と呼ばれた少年が隠し持っていた袋を机に置きつつ座る。
「すみません、今日はちょっと用事があって・・・。」
申し訳なさそうに眉をハの字型に下げたこの少年はシェリーというらしい。
「気にしないで気にしないで!ボクが確殺されるから時間かかっちゃったんだよ。」
慌てて両手をぶんぶん振りながら訂正する。
「また死んじゃったんですか!?あうう~しばらく経験値調整しましょうね!」
サラが持ってきたお茶をラルに手渡しつつ、悲しそうな顔をするシェリー。
「そ・・そんなに気にしないでってば~!」
その後もしばらく同じようなやり取りを繰り返しとうとう2人共笑い出してしまった。
「ま、とりあえず例の計画準備も整ったし詳細部分教えて~。」
「わかりました、こっちも準備OKですよっ!」
にやりと裏の有る笑顔をお互いに見せてこそこそと何か書いてある紙を2人で見る。
「これなら完璧ですよ!」
「うん!じゃあさっそく今日家に帰ってから・・・」
「帰ってからなぁに?」
「クスクス、楽しそうなことしてますねえ。」
突然別の声が聞こえ、2人は驚いて振り返る。
と、そこには腕を組んで仁王立ちのミスティと口元を押さえて笑っているコルレットが居た。
「えっ・・えっ。べ・・別に何でも・・・。」
「そ・・・そうですよ、僕らなんにもしてませんよ!」
先ほどよりももっと慌てて紙と袋を隠そうとするが
紙をミスティに、袋をコルレットに一瞬早く奪われてしまった。
「ふぅん?家にある卵を全部白く塗った魚龍の卵に変えちゃう作戦ねえ・・・。」
「それって何か意味ありますの?」
「魚龍の卵は茹でると普通の卵よりぽそぽそしてむせ易いのよ~。」
「へー、そうなんですの。知りませんでしたの~。」
ミスティとコルレットが話している間に2人はそーっとドアに向かっていったが
「だ・め・よ♪」
「逃がしませんの~♪」
目ざとい2人に簡単つかまってしまう。
「あああう~~~!」「離してくださいいい!!!」
2人の抵抗空しく、引きずられながら家に帰る羽目になってしまった。
「それにしても魚龍の卵こんなに沢山・・・よく集めたわねえ。」
呆れながらミスティが言う。
そして彼女の前にはちょーんと正座をして頭を垂れているラルシェリコンビ。
「安心してくださいな、この卵は私が責任を持ってアイラに売ってきますの~。」
売った後そのお金は誰の懐に?という疑問は言うだけ無駄なので言わなかった。
もらえる訳がない。良くて家計費に回される程度だろう。
最も8割以上の確立でコルレットとミスティの個人財布に入るだろうが。
ミスティのお説教を聴きながらそれならせめて家計費にまわされて美味しい物食べたいなあ
と、2人はそう思ったのであった。
「それにしても真昼間から何してるのよ、全く。」
「あんなに長い時間同じ場所居たら心配にもなりますの~。」
友録機能をすっかり失念していた2人はあっと声をあげてしまう。
やはり、皆が活動する真昼に密会をするとろくなことがない。
特に心配性のお姉さんと同居している人は。
【真昼の密会】
(今度は夜にやる?)(でもお家だしてもらえませんよ?)(子どもって辛い・・)(全くです~)